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最強の筋トレと言われているスクワット。まさか腹筋まで割れちゃうってホントですか?スポーツドクター・樋口 直彦先生に聞きました。Q.スクワットで腹筋が割れるってホント?A.スクワットと組み合わせるのはとても効果的ですが、スクワットだけで腹筋が割れるわけではありません。「腹筋を割るには、「お腹の上にある脂肪を落とすこと」と「腹筋を鍛えてラインを際立たせること」の両方が必要です。太もものような大きな筋肉を使うスクワットは、効率的に脂肪を燃やし、筋肉量を増やして基礎代謝を高めるため、腹筋を割りたい人にとっては有効なトレーニング種目のひとつと言えます」スクワットで腹筋が割れると言われる理由と、スクワットで腹筋を割る最短ルートについて、樋口先生監修のもと、解説します。「スクワットで腹筋が割れる」と言われる3つの理由スクワットは下半身のトレーニングというイメージが強いですが、実際には腹筋にも大きな刺激が入ります。「スクワットで腹筋が割れる」と言われるの理由を、3つのポイントから解説します。体幹(腹直筋・腹斜筋・腹横筋)を使うからスクワットでは、背中をまっすぐに保ち、姿勢を崩さないようにするために腹筋や背筋が働きます。特に、腹直筋や腹斜筋に加えてインナーマッスルである腹横筋も動員されるため、体幹全体を自然と鍛えることができます。これにより、スクワットは脚のトレーニングでありながら、腹筋にも効果が及ぶのです。消費カロリーが高く脂肪燃焼を助けるから腹筋を割るためには、筋肉を鍛えるだけでなく体脂肪を減らすことが不可欠です。スクワットは太ももやお尻といった大きな筋肉を動かすため、消費カロリーが高く、脂肪燃焼をサポートします。結果としてお腹の脂肪も落ちやすくなり、腹筋が浮き出やすくなります。筋肉量が増え基礎代謝が上がるからスクワットで下半身の大きな筋肉を鍛えると、筋肉量が増えて基礎代謝が向上します。基礎代謝が上がることで1日の消費エネルギー量が増え、太りにくく痩せやすい体質に近づきます。その結果、腹筋を覆っている脂肪が落ちやすくなり、シックスパックが見えやすくなるのです。