About
「もも上げ30回くらいで、本当に運動になる?」と思うかもしれません。しかし実際にやってみると、太ももを高く持ち上げる動きは意外と全身を使います。もも上げでは、股関節まわりの腸腰筋や太ももの筋肉を使うほか、テンポよく続ければ心拍数も上がり、ちょっとした有酸素運動にもなります。まえだ整形外科リウマチクリニック院長・前田俊恒先生監修の記事よりお届けします。もも上げにはどんな効果がある?もも上げは腸腰筋や太ももを中心に、お尻や体幹まで使えるエクササイズです。テンポよく繰り返せば心拍数も上がるため、筋肉への刺激だけでなく有酸素運動としての要素も加わります。下半身の筋力アップもも上げでは、脚を持ち上げる腸腰筋をはじめ、大腿四頭筋やお尻の筋肉などを使います。とくに運動習慣がない人なら、毎日続けることで下半身の筋力維持・向上につながるでしょう。歩く・階段を上る動作がスムーズになる腸腰筋は、歩行時に脚を前へ振り出したり、階段を上るために脚を持ち上げたりする動作に関わります。歩行や階段昇降には他に大殿筋、大腿四頭筋、下腿筋など多くの筋群が必要です。もも上げによってこうした筋肉を鍛えることは、日常生活で必要な動作を支えることにもつながります。運動不足解消・有酸素運動になるもも上げを一定のテンポで連続して行うと、心拍数が上がり、有酸素運動としても活用できます。ウォーキングと違って広いスペースを必要とせず、室内で短時間から取り組めるため、「運動する時間がない」「外に出るのが面倒」という人にも取り入れやすいでしょう。カロリー消費を増やし、ダイエットをサポートもも上げによって身体活動量を増やせば、その分エネルギー消費量も増えます。そのため、食生活の改善などと組み合わせることでダイエットのサポートになります。ただし、毎日30回のもも上げだけで大幅に痩せるほどのカロリーを消費できるわけではありません。体脂肪を減らしたい場合は、もも上げだけに頼らず、食事管理やウォーキング、筋トレなども組み合わせるのが効果的です。