慈しみと贖いの主を待ち望め(詩編 130編)
11 July 2026

慈しみと贖いの主を待ち望め(詩編 130編)

リジョイス聖書日課

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イスラエルよ、主を待ち望め。
慈しみは主のもとに
豊かな贖いも主のもとに。
(詩編130編7節)

きょうの詩編の冒頭は、「深い淵の底から、主よ、あなたを呼びます」と始まります。「深い淵」とは水の底を意味し、死に至る危機を表しています。詩人と彼の属するイスラエルは今、死の脅威にさらされていて、そこから主に呼びかけているのです。
しかし、彼は知っています、この危機をもたらした責任は自分とイスラエルにあることを。主を前にして、偽りの呼びかけは通用せず、民と自分の罪を自覚し、心から主に赦しを求めるのでなければ聞かれないことも知っています。
そのような彼の希望となるのは、主は人の罪に正しく報いられる方であるということ、そして主の憐れみは、他に比べようもないほどに深いということです。だからこそ詩人は、「深い淵」にあってなお希望を失いません。さらに希望するとは、自分で想像するとか、あいまいな夢を見ることではありません。「見張りが朝を待つにもまして」忍耐しながら、一筋の光のような主の御言葉を待ち望むことなのです。詩人の希望は御言葉にこそあります。
そして今、御言葉の成就として、主の慈しみと贖いを携えて御子イエス・キリストが私たちのもとに来てくださいました。この方こそ、わたしたちの希望です。

【祈り】
深い淵の底まで来て贖ってくださった御子イエス・キリストに感謝し、どんなときも希望とします。