
🌸476: 「八」を使った日本語の表現4つ!〈日本語聴解 Japanese Podcast〉
🌸5分でわかる日本語🌸Dive into Japanese in just 5 minutes
「5分でわかる日本語」は、日本語を勉強している人のためのPodcastです。
① いろいろな日本語をわかりやすく説明します
② JLPT N3くらいを勉強している人に役立ちます
③ 忙しい人にもぴったり!
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【台本/Script】
みなさん、日本語には、数字を使ったおもしろい表現がたくさんあります。今日は「八」を使った表現をご紹介します。「腹八分目」「八方美人」「一か八か」「嘘八百」。聞いたことがありますか?それぞれの意味や使い方を、今日もやさしい日本語で説明していきます。
こんにちは。今日は10月19日です。日本語の先生みわの「5分でわかる日本語」ポッドキャストへようこそ!このポッドキャストでは、JLPT N3くらいの日本語で、日本の文化や言葉について楽しく学んでいきます。
まず1つ目は、「腹八分目(はらはちぶんめ)」です。「腹」はおなかのこと、「八分目」は10の内の8、つまり80%のことです。「腹八分目」は、おなかがいっぱいになる少し前、足りないくらいで食べるのをやめることです。健康のために食べすぎないようにします。たとえば、「健康のために、いつも腹八分目を意識しています」のように使います。
2つ目は、「八方美人(はっぽうびじん)」です。「八方」は、いろいろな方向のことです。「八方美人」は、いろいろな人に好きになってもらいたいから、話す相手によって自分の意見を変える人という意味です。「美人」は良い意味ですが、「八方美人」はわるい意味です。たとえば、「あの人は八方美人だから、何を考えているのかわからない」と言えます。
3つ目は、「一か八か」です。数字の「八」を「ばち」と読んでいます。これは、「うまくいくか失敗するか、わからないけどやってみる」という意味です。昔のゲームから生まれた言葉です。勝つか負けるかのゲームです。そこから、うまくいくか失敗するか、わからないときに使われるようになりました。たとえば、「一か八かで、新しい仕事を始める」というと、成功するか失敗するかわからないけれど、新しい仕事を始めるという意味になります。
最後は、「嘘八百」です。これは、たくさんの嘘という意味です。「八百」という数字は、「とても多い」ということを表します。「嘘八百を並べる」というと、たくさん嘘をつくという意味です。たとえば、「同僚は、いつも嘘八百を並べるから、信じられない」というと、「同僚はたくさん嘘を言っているから、信用できない」ということになります。
今日は、数字の「八」を使った日本語の表現をご紹介しました。「腹八分目」「八方美人」「一か八か」「嘘八百」です。毎日、腹八分目で、嘘八百を並べずに、気持ちよく過ごしたいですね。
では、ここで問題です!
「八方美人」と言われる人は、どんな人ですか?
1. いろいろな人の話をよく聞く人
2. たくんさんの人に注目される美人
3. 話す相手によって自分の意見を変える人
もう一度、問題を言います。答えは「3. 話す相手によって自分の意見を変える人」です。
今日のポッドキャストはここまでです。このポッドキャストは毎日お送りしています。聞き取りづらいと感じたら、速度を遅くして、簡単だと感じたら速度を速くして聞いてみてください。質問やリクエストがあれば、コメントで教えてください。そして、このポッドキャストの本がKindleから出ました。英語の訳と繁体字の訳がついている本です。さらに、YouTubeでメンバーシップも始めました。興味のある方は、ぜひ確認してみてください。それではまた、明日もお会いしましょう。またね!
【自己紹介】
こんにちは!みわです。北海道に住んでいます。私はOnlineで日本語を教えている日本語の先生です。Xもしています。これからもこのPodcastを聞いてくれたら嬉しいです。質問やリクエストがあれば、コメントで教えてください!
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🌸100:100回目記念!みわの自己紹介〈日本語聴解Japanese Podcast〉
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